みんなの憧れ!!玉ボケ写真の撮り方
お客様から
・きらきら玉ボケ写真を撮ってみたい!
・玉ボケがうまく作れない・・・
・簡単にできる玉ボケの撮り方を教えて!
という質問をよく頂きます。
一眼を使いはじめた当初、どうやったら「きらきら」撮れるんだろうって、私も憧れたことを覚えています。
そこで今回は、カメラ初心者でも簡単に玉ボケが作れる方法を紹介します。
機械音痴な私が撮れるようになった玉ボケ。誰でも簡単に玉ボケが作れてしまうので、ぜひ真似してみてくださいね!
簡単きらきら玉ボケの作り方
step1:太陽の位置、きらきらした場所を確認する
・逆光、半逆光がオススメ
・木漏れ日等
step2:撮影モードはM(マニュアル)モードを使う
・絞りは最小値に設定する
・ISO感度は小さめに設定する
step:3被写体の位置を決めてシャッターを切る
それでは外に出てみましょう!!
step1:まずは太陽。逆光、半逆光の位置を確認し、その範囲できらきらした場所を探す。
このきらきらした場所を探せない…という言葉をよく聞きますが、例えば木が生い茂る場所。光が見当たらない、緑が生い茂った場所では玉ボケは作れません。緑の中から光が確認できる場所を選ぶことが大切です。
太陽の位置はわかりますか??
答えは、右半逆行です。右から太陽の光が緑にあたり、程よく木々の間からも光がキラキラと溢れています。
step2:マニュアルモードに切り替えたら、まずは絞りを最小値に設定します。
最小値はレンズによって異なりますが、絞りの値が小さければ小さいほど、大きな玉ボケが生まれます。
注)大きな玉ボケは生まれますが、被写体にピントも合わせづらくなります。私の単焦点は、F1.4まで絞れますが、被写体アリでの撮影の際は、だいたいF2以上で撮影しています。
ISO感度は小さめに設定する
・絞りが設定できたら、続いてはISO感度の値を決めていきます。
・絞りの値を小さくすると、写真がとても明るくなるので、白飛びを防ぐためにもISO感度はなるべく小さめの数字に設定しましょう。
・絞り、iso値が決まったら、最後シャッタースピードで、色味を調整します。
明るすぎるor暗すぎるということがあれば、ISO感度で調節するようにしましょう。
step3:玉ボケの素材を探し、マニュアルモードの設定をしたら、最後に被写体と背景の位置を決めて撮影しましょう。
撮影位置のポイントは、被写体とカメラの距離を近づけること。
難しい言葉では「被写界深度を浅くする」といいますが、覚えるのは「カメラと被写体を近づけて、被写体と背景を遠ざける」ということだけでOKです。ちょっと難しいですよね。
また、絞りの値を小さくしているため、ピントの合う範囲がせまくなります。
きちんとピントを合わせたいところを押さえてから、シャッターを切るように注意してくださいね。
玉ボケを作りたい背景にピントを合わせてみました。当然玉ボケは作れません。
玉ボケを作りたい背景から約3メートル手前にピントを合わせて撮影しました。玉ボケができました。
もっともっと大きな玉ボケを作ります。玉ボケを作りたい背景から約7メートル手前にピントを合わせて撮影すると、キラキラ大きな玉ボケができました。
どうですか??
玉ボケ作れず悩んでいた理由少しわかりましたか??
だいたいの方は、ぼかしたい背景にピントを合わせていたり、被写体との距離がとれていなかったりが理由です。
まずはレンズ越しに「玉ボケできないかなぁ」と景色を覗いてみてください。そこから自分好みの玉ボケサイズ探してくださいね。
玉ボケを作るなら単焦点レンズがおすすめ
ここまで、玉ボケの作り方と写真をご紹介しました。
上記の手順でやっていただければ、カメラ初心者でも簡単に玉ボケ写真を撮ることができますが、写真のボケ感にもっとこだわりたい方には単焦点レンズというものをおすすめします。
単焦点レンズの特徴を簡単に述べると、
・絞りをより小さい値にできる
・背景のボケた写真を撮りやすい
・ズームができない
などが挙げられますが、一番のポイントは絞りの最小値がかなり小さいことです。
絞りが小さければ小さいほど、背景のボケた写真を撮ることができるので、一眼レフならではのボケ感を手っ取り早く体感することができるレンズです。
また、値段も1万円台からあるので今使っているレンズに満足できていないのであれば、ぜひ手にとってみてください。
最後に
「みんなの憧れ!玉ボケ写真の撮り方」
いかがでしたか??あまり難しく考えると、頭の中がごちゃごちゃになってしまいます。
まずは楽しくカメラを楽しんでくださいね。
まとめ 玉ボケを作りたい背景を探す↓・光がキレイな場所 カメラを設定する↓・F値を下げる→ISO値→シャッタースピードを設定する 玉ボケを作りたい背景と被写体の距離をとる・被写体近く、背景遠いと玉ボケは大きくできる・被写体と背景が近いと玉ボケはできない |
さらに詳しくカメラを知りたいという方は、個人、お友達とのグループレッスンも預かりますので、お気軽にお問合せ下さい。